多摩動物公園のアフリカゾウ・アコ、亡くなる

ゾウさんニュース

去る3月14日、多摩動物公園のアフリカゾウ・アコの死亡が発表されました。

アコは1965年に生まれたと推定される個体で、1967年7月21日にケニアから来園しました。いっしょに来園した「マコ」やその後に来た「タマオ」とともに多摩動物公園のアフリカゾウの展示を支えてきてくれました。

近年ではアフリカゾウの国内最高齢個体としておだやかにくらしていましたが、加齢とともに四肢、特に両前肢の関節の動きが悪くなるなど、全身の衰えが見られるようになりました。

引用元 多摩動物公園 アフリカゾウの「アコ」が死亡しました

長きにわたり、多摩動物公園の人気者だったアコ。推定57歳とゾウとしても高齢になるまで、日本で過ごしてくれたこと、有難く思うとともに、日本での暮らしはアコにとって良かったのだろうか…と思うことです。

2007年時点ですでにアコは国内最高齢のアフリカゾウでした。

みなさんは、多摩動物公園に日本最高齢のアフリカゾウがいることを知っていますか? 多摩動物公園で飼育している4頭のメスのうち、アコとマコの2頭は、日本国内のアフリカゾウとしては、いちばん長生きなのです。2頭とも今年で推定42歳になります。

なぜ推定かというと、どちらもアフリカで保護された個体なので、正確な誕生日がわからないためです。アコとマコは2年前(2005年)、それまでの日本の最高齢記録に達し、現在、日本での最高齢記録と飼育期間を更新中です。

引用元 東京ズーネット 多摩動物公園 最高齢のアフリカゾウ

とべ動物園から来たオスゾウの砥夢との同居や、コロナ禍での臨時休園など、アコ自身が決めたことではない環境の変化(自分で決めた環境の変化ならまだしも、自分が決めていないことは人間もしんどい…)が多い中、生きていてくれたこと、立派な姿を来園者に見せてくれたこと、心から感謝しています。

動物園で暮らす動物の元気な姿も、不調も、どちらもできれば知りたいし、気持ちとしては少しでも長く、動物園で幸せに過ごしてほしい。訃報を目にするたびにそう思います。

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