市原ぞうの国、プーリーとミニスターが亡くなる

ゾウさんニュース

悲しいお知らせです。

千葉県・市原ぞうの国のゾウ、プーリーとミニスターが亡くなりました。

プーリー、ミニスター、他の数頭のゾウたちは、5月14日夕刻より体調不良と食欲不振がみられ、治療を行っておりましたが、このうち、プーリーとミニスターが本日5月16日に亡くなったことをご報告させていただきます。今も他の数頭のゾウたちの治療を24時間体制で行っております。

引用元 市原ぞうの国HP アジアゾウのプーリー(30才メス)とミニスター(35才メス)が亡くなりました

また、亡くなった5月16日時点で埋葬済みとのことです。

死因についての病理解剖がなされていないのかが気にかかります。

5月17日の「ぞうさんのパフォーマンスタイム」については、ゾウさんの体調管理のため中止とのことです。

亡くなったプーリーとミニスターの他のゾウさんたちのことが気がかりです。

全てのゾウに、動物に、安全に、安心して暮らしてほしい…
ゾウたちに何があったのか知りたいし、他のゾウたちの無事を心から願っています。

2021.6.19追記

プーリーとミニスターの死因について、市原ぞうの国公式HPでお知らせがありました。
5月16日に亡くなったアジアゾウ「ミニスター」と「プーリー」について

【死亡原因について】

臨床症状から馬、ゾウに見られる疝痛(急性鼓腸症)と考えられ、病理検査の結果、腸炎が確認されました。腸炎に至った原因については現在も外部関係機関の方々のご協力のもと調査中です。
【外部関係機関】(順不同)

タイ王国 ゾウ専門医療施設「Friends of the Asian Elephant」Dr. Phuangkum Preecha

タイ王国 国立大学 Chiang Mai University Dr. Chatchote Thitaram

群馬サファリパーク 園長 川上 茂久 先生

岡山理科大学 教授 宇根 有美 先生

北海道大学 One Health Research Center 教授 池中 良徳 先生

北海道大学 One Health Research Center 講師 松野 啓太 先生

引用元 市原ぞうの国 5月16日に亡くなったアジアゾウ「ミニスター」と「プーリー」について

日本のみならず海外の外部関係機関まで協力し調査にあたっていることや、市原ぞうの国公式インスタグラムにて、ミッキー・ゆめ花の治療の経過を掲載していることから、事情をオープンにしていく姿勢がうかがえます。

ミニスター・プーリーの冥福を祈ると共に、日本一のゾウ施設である市原ぞうの国が今後も良い運営を続けていくことを願います。

 

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