去る2022年5月5日、静岡県・日本平動物園のアジアゾウ・シャンティが亡くなりました。
【動物】アジアゾウの『シャンティ(♀)』が死亡しましたhttps://t.co/gx9lGBOi1v#日本平動物園#アジアゾウ #シャンティ pic.twitter.com/YQamJuTRt8
— 静岡市立日本平動物園 (@nhdzoo) May 6, 2022
日本平動物園にはシャンティのほか、ダンボというメスゾウがおり、SNS上で二頭が睦まじく暮らす様子が見受けられました。1960年代、万博の流れもあったのでしょうか、インドからの親善大使としてやってきたシャンティ。
日本での暮らしが幸せなものであったことを願わずにいられません。どうか虹の橋の向こうで幸せでいてほしいです。
日本平動物園の、シャンティが亡くなったことの記事はこちらです。
地元・静岡新聞では、シャンティの死を悼む記事が公開されています。
ありがとうシャンティ 日本平動物園のアジアゾウ天国へ
静岡市駿河区の日本平動物園のアジアゾウ、シャンティが、53歳で天国へ旅立ちました。1969年に日本平動物園が開園し、翌1970年に来園。50年以上人気を集めました。親子2世代、3世代で親しみのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。哀悼の意を込めて、シャンティの愛らしい姿を振り返ります。
〈静岡新聞社編集局未来戦略チーム・石岡美来〉
シャンティとダンボは二人で放飼場に出たり水浴びをしたりと、上記記事からは仲良く過ごしていたことがうかがえます。
2019年の50歳のお誕生日や、2008年に「ゾウに餌をあげたい」という子供の夢を叶えたこと、シャンティの存在は日本の人々に楽しさ、希望を与えたことでしょう。
残されたダンボの様子も、SNS上で伺えます。
2022.6.29#アジアゾウの飼育日誌 を更新しました。
— 静岡市立日本平動物園 (@nhdzoo) July 10, 2022
ダンボ(♀)昼、スイカを与えるがなかなか食べてくれない(※最終的には食べてくれました)#日本平動物園#アジアゾウ #nihondairazoo#elephant pic.twitter.com/CAb82cdgQf
2022.6.17#アジアゾウの飼育日誌 を更新しました。
— 静岡市立日本平動物園 (@nhdzoo) July 5, 2022
ダンボ(♀)昼、トレーニング実施。途中で背中を掻き出し鼻を伸ばしてきたりして、ちょっとご機嫌斜めだった。#日本平動物園#アジアゾウ #nihondairazoo#elephant pic.twitter.com/Y1mZU6R23i
ダンボとシャンティが来た時代に比べると、日本にゾウが導入されるハードルは非常に高くなっています。ゾウの幸せを願うならば安易に導入すべきでないという意見はもっともであり、しかしこのままダンボがひとりぼっちで暮らすのもどうなんだろう…と答えの出ないことを考えてしまいます。
新たなゾウの輸入「非常に難しい」…静岡市長が見通し 動物福祉の観点、コロナ禍などが要因 日本平動物園 – LOOK 静岡朝日テレビ
動物園の在り方、やはりゾウを見たいというお客の気持ち、一番に考えられるべきはゾウの幸せです。残されたダンボが穏やかに過ごせるといいなと思います。
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