横浜・金沢動物園のインドゾウ・ボンとヨーコのために、新鮮なお水がいつでも飲める給水装置設置費用のクラウドファンディングが行われています。
クラウドファンディング詳細は以下のリンクをご覧ください。
金沢動物園40周年PJ|園の象徴、ゾウのボンとヨーコに給水装置を
1985年、インドから横浜市立金沢動物園へとやってきたインドゾウのボンとヨーコ。開園当初から園の人気者です。
今年2022年で45歳、43歳となった彼らの暮らしを少しでも改善したいと、私たちはできることを一歩ずつ着実に取り組んできました。
そんな中でボンとヨーコが新鮮な水しか飲まないことがわかったため、好きな時に好きなだけ新鮮な水が飲める給水装置を設置したいのですが、日中過ごす展示場には水をためるタイプの水場しかなく、飼育員がホースなどで水を与えなければ展示場ではほぼ水を飲みません。
エンリッチメントの取り組みに力を入れているものの、新たに設置するものに関しては予算外執行のため、費用を独自に工面しなければなりません。
ボンとヨーコのために早く何とかしてあげたいと考えている私たちは、2022年に開園40周年を迎えることを機に、ボンとヨーコのためのプロジェクトを立ち上げました。
皆さまと一緒に、ボンとヨーコのためのより良い環境作りを進めていけたらと思っています。どうか、応援のほどよろしくお願いします。
王子動物園にはボタンを押すと飲み水が出る装置がありますが、やはりゾウも水飲み場に溜まった水より新鮮なお水を好むのでしょうか、ボンとヨーコもホースから出たてのお水を欲しがるようです。
(参照 金沢動物園ブログ インドゾウの飲み水事情)
なぜクラウドファンディングで給水装置の資金を集めるかについては、以下のように書かれていました。
■なぜクラウドファンディングで資金を集めるのか
ゾウの施設を改善するには大きな資金が必要となります。まとまった大きな資金はなかなか捻出することが難しく、時間を要してしまいます。
現状ある設備の修繕に関しては計画的に予算を組んで執行していますが、エンリッチメントに関することなど新たに設置するものは予算外執行のため、費用を独自に工面する必要があります。少額のエンリッチメント費用については、アニマルペアレント制度(※)で集まったご寄付をあてていましたが、今回はまとまった資金が必要なため、皆さまにぜひご協力いただいて設置できればと考えています。
※アニマルペアレント制度とは、一口5,000円の寄付で、動物たちの暮らしの質を上げることに貢献する制度。
このあたりは公立動物園であることが関係しているのか、横浜市の仕組みの問題なのか、エンリッチメントが予算執行外であることは残念に思います。動物福祉が予算内になるには、市民の働きかけであるとか専門家の意見を取り入れるとかのアクションが必要ですが、アニマルウェルフェアの目標を行政としてどう設定するのか…ゴールは何なのか、引き続き横浜市の動きに注目しつつ、まずはこのクラウドファンディングの成功を願います。
さて、ここまで本クラウドファンディングで設置したい給水装置と予算の話を書いてきましたが、ここからは応援コースをご紹介します。
3,000円~500,000円まで金額の幅が広く、またリターンの有無も選ぶことが出来ます。
3,000円・リターンなしのコースですと、お礼のメール・【クラウドファンディング限定】ボンとヨーコのオリジナルポストカード1枚がリターンとしてもらえます(ポストカードがもらえる時点でリターンがあるのはそうかも…)
15,000円・リターンありのコースですと、ゾウがかじった枝で作ったコースター・入場券1枚がもらえます。
500,000円・リターンありのコースですと、ボンのぬいぐるみ・園長特別半日ツアー&エンリッチメント体験・入場招待券×10枚・年間パスポート×1枚がもらえます。
ボンとヨーコのために、皆様是非クラウドファンディングにご参加ください!
ボンとヨーコの様子はこちらの動画からご覧くださいね!
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