多摩動物公園のアフリカゾウ・チーキさんが2019年11月26日に亡くなりました。
多摩動物公園のアフリカゾウのメス「チーキ」が死亡しました。死亡確認日は2019年11月26日です。チーキは南アフリカ生まれの個体です。推定43歳でした。
チーキは1999年6月14日に富士自然動物公園から来園しました。残念ながら当園での繁殖にはいたりませんでしたが、かつていっしょにくらした子ゾウたちの面倒をよくみてくれた、心優しい個体でした。
加齢に伴う慢性関節炎の悪化によって最近は足元もおぼつかなくなっており、ケアを続けていましたが、26日昼に死亡を確認しました。
多摩動物公園のアフリカゾウはチーキの死後、2頭(オス1、メス1)となりました。
引用元:東京ズーネット ニュース 「アフリカゾウの「チーキ」が死亡しました」
チーキさんは脚を悪くしていたこともあり、多摩動物公園では脚の治療の一環としてチーキさんに足湯を施す取り組みもしていました。
(参考:東京ズーネット “あ〜ごくらくごくらく”アフリカゾウ「チーキ」の足湯)
とべ動物園から来たオスのアフリカゾウ・砥夢とも良い関係を築いていたようです。ゾウは血縁関係がなくとも絆を持つことができる生き物なのだな、と感心しました。
(参考:東京ズーネット アフリカゾウ「砥夢」、もうすぐ9歳です)
チーキさん、これまで多摩動物公園でたくさんの人々を癒し、励ましてくださりありがとうございました。良い旅立ちとなりますように…
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