去る10月に、英国・ChesterZooのコゾウ2頭がゾウを脅かすEEHVというウイルスで亡くなりました。
(EEHVについてのWikipediaページはこちら。英文です。)
We are heartbroken.
— Chester Zoo (@chesterzoo) 2018年11月7日
Two weeks ago Nandita and Aayu succumbed to a deadly virus that is threatening elephants around the world.
Please join #TheZoo’s fight to find a vaccine: https://t.co/MwMFuIRRQB pic.twitter.com/ysEQ1RaP1W
A deadly virus is threatening Asian elephants worldwide.
— Chester Zoo (@chesterzoo) 2018年11月7日
Tragically it has no cure. #TheZoo are leading the international search for a breakthrough for elephants globally. @ActforWildlifehttps://t.co/WUjhAV8aHH pic.twitter.com/6YJbirYabN
日本では、2018年1月22日に死亡した沖縄こどもの国のコゾウ・琉美の死因が
「ゾウの血管内皮ヘルペスウィルス」と判明しています。これは、ChesterZooのコゾウの死因と同じものです。
(参照 沖縄こどもの国 インドゾウ琉美の死因について)
ChesterZooでは、ゾウヘルペスのワクチン・治療法開発のためにクラウドファウンディングで資金を募っています。
コゾウ・若いゾウに関心があり、ゾウヘルペスで亡くなるゾウを減らしたいとお考えの方は、是非このクラウドファウンディングのページをご一読ください。
英文のみのページですが、英語圏(おそらくはコゾウに関心のあるChesterZooのファンの方々)の皆様が寄付し、ゾウヘルペスについて関心を寄せている様子がうかがえます。
日本でも最近市原ぞうの国でもも夏というコゾウが産まれましたし、京都市動物園には若いゾウが4頭います。今はそれぞれ元気に暮らしている様子がSNSでうかがえますが、本来ゾウが成長し大人になるということは、病気や怪我など様々なリスクを伴っています。
また、大人になるまでにリスクが多いのは人間とも変わらないと思います。
新しい命・若い命を動物園で眺めることができること、それ自体が有難いことであり、またさまざまなリスクをかいくぐってのことです。
改めて、ゾウが動物園で生きていくということ、またゾウを脅かすウイルスなど様々なリスクについて考えてみませんか?
そして、もしよかったら…ゾウヘルペスのワクチンのために、クラウドファウンディングに参加しましょう!まだ解明されていないことの多いウイルスであり、かかれば死に至る可能性が非常に高いことが知られているゾウヘルペスですが、あなたの寄付が、ゾウたちの未来を作ります。
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